多少なり幸せになって欲しいと思うよ、あなたと話して幸せだと思うわたしと話すことによって
自意識がずっとおかしい。気づいていないふうに話したらいいのか、気づいていることを全部詳らかにして話したらいいのか、何が失礼で何が失礼じゃないのか、失礼なほうがむしろいいのか、なんにもわからない。何を優先して考えたらいいのかいつもわからない…
醜いことを書きたくないvs吐き出さないと腹抱え続ける羽目になるんじゃないvs吐瀉物さえ抱えるんじゃないの、なら体内外に大した差はないのではvs酔うな、酔うならやめなよvs そんなの全部遅すぎる
寸分変わることなく重ねることのできる葬列。つやをもたせた唇の桜色が非現実的だったからわたしはいつだって紅を引いていたい。腕を失くしたほとけさま。 わたしの頬の輪郭を見て。 頭の中に入れたものだけはどこにでも持ち歩けるって知ってるから。 そのふ…
訃報ばっかだ、わたしのそばにいてよせめて
もう僕らは騙されることはないって信じてる 悲しみも醜さもたくさん知って許してきたんだ
「あなたを親しく思っているよ、だからあれはいやだった、ねえ本当に気持ち伝わってる? ならよかった、応えてもらえなくてかなしかったよー!」って笑いながら言いたかっただけなのにね。あなたといえば赤色だからと悩んで選んだ赤い缶にわたしの血を入れて…
なんでそんなに踏みつけてくるの?って思ってうずくまったら30分以上動けなくなって吐かれたがる心臓を飲み込んでやっぱり吐いて汚水から掬い上げてを繰り返していたのが昨日 ほんと、ただ 踏まないでくださいって思ってるだけ
やった覚えもないのになんか太文字になってておかしい なんで?
あなたのその優しさが、わたしのこの優しさが、どうか摩耗し合うことがなく共存できますように。わたしたちそれぞれの優しさが、どうか誰にも脅かされませんように。その状態が正常に回ること、優しさを差し向けあえて受け取りあえて、自然と微笑みあえるこ…
すっかり忘れたと思っていたものの蓋が開いた、こういうのはたぶんフラッシュバックというのだろう。こわい、こわい、こわい、怖くて寒くて仕方がない。過去が新鮮に今殴ってくる、形を変えて今となる。新しいからこんなに血が流れる。
わたしだってなれるものなら友だちになりたい どうやったら友だちでいられるかなって話をしても「もういいわかった」で終わってしまって、友だちになりたいって、それなら話をしてくれたらいいのに
用事があって郵便局へ。たまに見かける老婆に会う。きっかけもなく汚い品のない言葉を大声で怒鳴りつけてくるひとで、剣幕が怖いので苦手だ、嫌いだ、強い言葉も苦しい。でも郵便局に行く道中に会った。吐きつけられた言葉の痛みに少し休んでから、簡単な買…
わたしに石を投げないひとがいない、そうとしか思えなくてまずい
殴って蹴られて踏まれている、笑われている、怖いのに動けない、それをみて笑われている、そのうち笑われもしなくなる、反応していること自体をうざがられてまた殴って蹴られて踏まれる、ずっと舌打ちが降ってくる、舌打ちのひとつひとつが身体に撃ち込まれ…
喉に指を突き入れないで、お願いだから背中をさすって
黙って言うことを聞け、できないなら、と吐き付けられた暴言 救われた心が、救ってくれたその手に、あのやり方で突き飛ばされている あなたは覚えていないけど、わたしの足首はいつまでも覚えている 忘れろと言う その言葉が何よりも暴力的だと思う 傷跡が残…
口を開くのが怖い。言葉が出てくるのが怖い。黙ることしている。そこにわたしがいないはずはない。沈黙の中身は全て言葉だと詩人は言った。口を開いたら叫びだしてしまって喉が裂けて二度と喋れなくなる。黙るしかない。 声帯にポリープができて切除手術をし…
17:43 ストライプの似合わないこころ 寒天をつくあれみたいな感じで押し付けられてこま切れになっている 18:17 花に足の向かない今日、泣いたこともない場所で目が熱くなる感傷が右からはこう、左からはこう。 21:49 たしかにLASTだね、あれ以降何度立ち上が…
乾いて何も出てこない喉がしゃがしゃがと嗄声を引きずってずってずってずってずってずっとリフレイン何も出てこない。何も出てこないことを書き記す必要があり、確かにわたしは消さないから残すものには慎重で、ひどい口をきくね。ミルクくらい綺麗にほどけ…
02:14 XXX。 08:40 この気持ちが圧死するとて、ただ裂けてしまうことのありませんように。そしてこれからは涙ではなく血を流して笑うのだ。 12:07 同じ問答。答えはひとつ。今日も絶対に間違えないために問う。 18:10 死ぬまで喪服で、死んだら白装束なんて…
19:23 やさしいホテルが一夜で見えなくなったから今日はさみしい夜 ::: だけどだからやさしいホテルのはなしする やさしいホテルは昨夜ひっそりそびえたのでわたしは一晩うろついていた。ブロッコリーの作るおいしくないカクテルを飲んだり、なまぐさい住…
www.youtube.com 傷んだ脳が熱を持っているからこめかみが痛い
01:59 諸々読み返したらきっと嫌になるので全部忘れて眠る準備をすること。誰か肩に触れてくれ、と願うのは自由だが「誰か」の内訳が若干名であることを自覚すること。つまらない連絡は返さないこと。あなたが何文字書いたか知らないが、どれだけ誤字がある…
身体が際限なしに外側に散らばって自分が流れ出してゆく、崩れてゆく身体を血液を一滴一滴刻みつけるような気分で文章を書いている。覚えていないけれどきっとこういう瞬間をたくさん超えてきたはずなんだ。文章を書くこと以外できない状態に陥ったのが初め…
23:38 まだ、もう少し、苦しくなってもそこにいて。誰か近くに来て、誰も来ないで、わたしを吐かないで飲み込んで、ぐちゃぐちゃになるまで唾液と混ぜて。 23:45 わたしが泣いている夜にあなたが泣いていないことを祈る。今日のわたしは誰かの分を自分のため…
心臓が身体中を揺らしているのがわかる 眠たくて肌が痛くて花粉が来ているっていうのもわかる 心臓が動いている、生きているって思う、これはわかったことではない 鼻のかみすぎでざらざらしていることはわかる、望むならあなたも触って確かめることができる…
鍵盤を叩いていないと落ち着かない、レモンをかじったら口に内側に唾液が溜まるよりも早く、言葉が言葉が何日も無視してきた分の言葉が指を突き破りそうになっている。口をぎゅっと結んでいるから涙が出てきそうになっていて何に追われているのかわからない…
萎縮のあまり息ができないのは久し振りな気がしたけれどそうでもない。あの場所はわたしのなかで哀しい思い出が詰まる。終わる場所、終わりが見える場所。でもそこから転じて今がもつれている。どいつもこいつも好きじゃない、誰も彼も愛してる。何も嘘はつ…