2012-01-01から1年間の記事一覧

2012ナントカ

今月はとてもいいライブを沢山見た。トクマルさんのワンマンがあまりにもよくて、時間をおいて書こうと思っているうちにまた違うライブに行ってということをしていたらなかなか書けずにいた。そうこうしている間に今月が終わるそうだ。今月というのは今年と…

doko nimo ike nai

ぐるぐるぐるぐる回り続けているようなこの心持ちは。いつもいつまでも繰り返しているような気がして叫びだす、コップを拭っても汗をかくグラスみたいにキリがない。悪くはない、嫌でもない、ただそういう延々続くらしいものが一面に広がって、夜明けみたく…

猫も走るほど忙しい

「11月の始まりの季節には」と母乳/lostageを口ずさんでいたのはついこの間だったのに、あっという間に12月になってしまった。 ROSSOのバニラとシャロンを聴いて、冬の冷たい空気とSHERBETSの湿度の対比を楽しんで、そういえばベンジーは冬の歌が多いなと無…

完全数が終わった

毎月28日は美しい日。そう決めている、決まっている。完全数というだけで尊い。6日もしかりだけれど、28日の方がなんだか好きだな。好きな数字は、と言われて堪えるのは6と28。COWBOY BEBOPで言うと、ジェットに恋をしたほうが絶対に幸せになれるのにと思い…

(でもきっと逆なんだ、味をしめてしまったのだよ)

高校生の頃から「異国の詐欺師かカリスマペテン師と付き合いたい」と言うようになった。正直そんなものと付き合ったらえらい目にあうだろうし、まあ結婚詐欺がいいところであろう、だけれどやっぱりそういう男に未だに憧れてしまう。何かしらの象徴なのだろ…

シュクラン

In Focus?[限定盤]アーティスト: トクマルシューゴ出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード発売日: 2012/11/07メディア: CD購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (19件) を見る トクマルさんの新譜が嬉しくてずっと聴いてる。ceroとPeopleはまだ、Alf…

どうにも上手くいきそうで

「よく喋るしなんでも喋る、嘘はつかないし君は本当にうるさい。でも核心は黙ってるんだよね」 断じて秘密主義ではない、ただ苦手なだけ。どうかそのことで傷つかないで欲しい、というのは傲慢なのだろうか。なんでも全部考えていることを話さなければ関係を…

ツアーファイナル ラブイズオーバー

だからなんだって話でもないけど、シロップの薬に憧れがある。子供用シロップ。小さいときから錠剤やカプセル剤で詰ったことがなかったし、粉も咽ずに飲めたからシロップで薬を貰った覚えがない。弟が風邪のたびにシロップで貰ってきているのを羨ましかった…

kaiyaku

ついにウィルコムを解約した。あのころ、このブログを始めた頃は毎晩友人と話していたけれど、あのころ話していた友人は全員解約してしまっていた、とっくの前に。名残惜しくて、もしかしたらと思って、1年以上誰からも着信のない電話を持っていたけれど、こ…

nunonun

アルファベットを美しく並べる友人がいる。一見単語のようなので、それはなんて読むのって聞いてみても知らないと答える。これ読めるのかな、と。まったくの造語らしいのだ。彼女は言語としてアルファベットがあることをわかっていて、更に美しく並べられる…

I miss you 白昼夢 カナビスが揺れた瞬間に

好き嫌い関係なく、これはどうにも口ずさみたくなる単語の並びだなあ。 ::: 最近はシャーロック・ホームズシリーズを読んでいます。なんとなく興味がなくて読んだことがなかったのだけれど、これ面白いなあ。さすがベストセラー。 先日あるラジオ番組の公…

満月

台風が通り過ぎたその日、3時間前まで豪雨だったなんて信じられないくらい済んだ空だった。ビカビカと光っていた満月の磨きぬかれたこと。わたしは月が大好きです。十五夜らしいことは何ひとつできなくて残念だった。 そして、あなたの誕生日が、おおまかに…

わはは、写真貼ると自分でもびっくりするなあ。唇どーん!って恐ろしいことだ。日付が変わったらとっとと日記を書こう。笑気ガスを自宅において胸いっぱい吸い込んでぼうやりとしていたいけれど、ここは現実だし地面を踏んで歩かなければならないので、でも…

左上

初めて親知らずを抜いた。

奈良美智展は結局行けずじまいで。

好きなものが多いことが少しだけ哀しくて、例えばわたしは、もちろん上を見たらキリがないけれど、日常で出会うひとの限りでおいては(偏ってはいるけれど)最も多くのバンドを知っているひとのひとりだと思う。「すごいね詳しいね!」と言われると、ううむ…

42

大切だと心から思って、手放したりしそうになって、それでも絶対に守りぬくために。 ::: 7年振りだと言って、その7年前にもわたしはそこにいて、とてもいいなと思った。いろいろなことを思い出す7年前と言ったら中3だ。部活が少しずつ忙しくなる時期で、…

狂気はそこに存在しない

わなないて指の関節が丁寧に丁寧に曲がるのです、骨を歪ませる緻密な暴力は私の上半身を突き抜けて旋毛から空へと抜けていった、おはよう君は少し死にたがる。ほど近いところまで重ねても臨死は死ではない。だから、あの日受精してしまえばよかった。髪の毛…

這いつくばって真実を得ろ

ブログを書こうと思ったら雨が降り始めた。「前回の記事を書いてから何をしていたか曖昧だが、時間が空くほどだとは思わなかった」といった感じで書き出そうと思っていたが変更となったね。 愛知から帰る途中でブログを書いた、そしてこの記事を書くまでの間…

フィルムに焼き付けられないから

・弟の小学校卒業式の写真がでてきた。8年前にわたしが撮ったものだ。おそらく12歳になる直前の彼が可愛くて驚いた。 ・大須を覗き、アンティークの羽織と夏らしいワンピースを買った。 ・おそらく高倍率のものが当たった。ラジオの公開録音なのだけれど。 …

死んでゆく夏

極力淋しさなんて感じさせないようにしたい。誰だって淋しいときはあるのだから、それを忘れて淋しい淋しいと喚くばかりは、なんだか格好悪い。 それでも10代の頃のわたしは一生懸命だった。淋しさはもちろん、色々なものと戦っていた。id:Y01とはさんざん話…

「9月3日の刻印」というタイトルの曲があるのだ

はてなって今思うととても不思議なツールだ。各々が日記を書いたりしているだけなのに緩やかに繋がってゆく。そうやってネットを徘徊して仲良くなった彼彼女らは少しずつブログを書かなくなったり閉鎖したりして、わたしもひと月以上忘れることがざらにある…

見上げればそこ大きな月夜の中

少し間が空いた。試験前・レポートの時期でわたついている。体調は悪くはないけど元気でもなく、要するに少しバテている。先週はケラ&ザ・シンセザイザーズと新宿ゲバルトを見に行ったり、大槻ケンヂ弾き語り(ゲストにケラさん・三浦俊一)に見に行ったり…

夏の模様の爪痕

長年スライド式の携帯を愛用しているのだけれど、初めて液晶が割れた。日曜日のはなし。その日は具合が悪くて、最高の情景描写じゃないかと思ったけれどただの事実でしかなくて、そんな文章技法を駆使して作られた世の中ではない。 火曜日、その携帯をスライ…

帰り道に

エレベーターガールはミニのフリルはためかせた神様【僕らの未来「上へ参ります」】、簡単にレバーを引いてくれる。姦淫、薬物、祝福の鐘が止まらない!【結末の花畑「下へ、下へ参ります」】咲き乱れて眼前のフリルの鮮やかな鮮やかなフリルがフリフリ回る…

記憶と記録は違うものだ

今から寝ようと思うわたしの一日は捻れていて、誰かに何かを言われても言い逃れようのなく、それでも生活を。生活が。生活は。ああ。 帰宅した23時過ぎ、小学校の頃の学習塾で一緒だった友人から電話があった「お前どうせ今から暇だろ」そういうわけで、最寄…

hosi wo miru hito

FLOPPYの「星を看る人」という曲が、ちょっとだいぶ、びっくりするぐらい好きだ。ナタリーでフリーダウンロードになっているので是非聴いてみて。 http://natalie.mu/music/pp/floppy02/page/4 初めて聴いたのはフロアでだった。「新曲やります」と言った次…

ぼんやりと、雨

ANATKAIKOUを初めてみたのは5年前で、それきり見ていない。まだ彼らは3人で、2人が交互にボーカルを取るというかたちが素敵だった。それを実際にライヴでやるひとを初めて見たの。そしてそのうちの1人、ベースボーカルが脱退して、交互ボーカルはなくなった…

いつのまにかあのこが雨をふらせてる

たま詩集作者: 知久寿焼,柳原幼一郎,石川浩司,滝本晃司出版社/メーカー: 思潮社発売日: 1993/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見るこれがどうしても欲しくて探しているのだけれど、20年前の書籍だし、廃盤ということで値段が跳ね上が…

でも揺らいで 傷ついて そして跳ぶ!跳ぶ! 少女は跳ぶ!

いつも、毎日少しずつでも書こうと思って戸惑ってしまう。書くことはわたしにとって敷居の高いことではなかったはずだ。そうだよ、どうでもいいことを毎日少しずつ書くことが大切なんだよ。 ::: 4月からまた短大で学生をやらせていただいている、高校を出…

2008年

最近、4年前のことを考える。 眼の前で息絶えていった関係の流れを辿って行ったら3年前に行き着き、そのままひょいっと考えている。17歳と18歳のこと。君は絶対、自殺なんてしていないよ。