2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ぱんく!かかと!ぱんく!

宮本浩次の冬の花を聴きながら「あなたは太陽 わたしは月」という一節に気づいて喉を鳴らした。「輝く太陽はオレのもので きらめく月はそうお前のナミダ」とはエレファントカシマシの風に吹かれての一節で、こういう対比を見つけると弱ってしまう。静かに舌…

幕間に子供騙しな誓いを聞いた

綿菓子をゆっと握るみたいなこと。白くて甘い魅惑のふわふわを捕まえて握り固める。ぺしゃんこになった塊には指のあと。ゆ、ゆ、ゆびのあと。それを夜空の隙間に放つ。指はすっかり甘くべとついて、舐めて頬を緩めてはきっと少し不快で、どんなものにも触れ…