「9月3日の刻印」というタイトルの曲があるのだ


はてなって今思うととても不思議なツールだ。各々が日記を書いたりしているだけなのに緩やかに繋がってゆく。そうやってネットを徘徊して仲良くなった彼彼女らは少しずつブログを書かなくなったり閉鎖したりして、わたしもひと月以上忘れることがざらにあるのでなんにも言えないのだけれど、でもこの場所はきちんと手入れしておかないと、どこにも戻ってこれなくなるよ、と思う。


絶対に忘れない日付があって、例えばピアノを習い始めた最初のレッスンの日は年長の6月1日だった。年長ながら、絶対に今日のことは忘れないと思って、もう15年以上、この日付を握り締めている。そして、そして。
なのに、君が神隠しにあった日付はどうしてか思い出せない。たぶん、今日だと思うんだ。9月3日。違うかもしれない。わからないけれど、そうだってことにした。

死んだわけじゃないし見つかるだろうと思っているから日付を覚えなかったのだと思う、そしていまも、見つかるだろうって思っている。4年が経ったけど、そう思っている。



愛知に帰省している。犬山のあたり、岐阜との県境に近いあたり。わたしのうまれた場所です。ここが好きだよ居心地が良くて。でもやっぱりわたしは東京にほど近いところで育った人間なのだと疎外感のようなものも感じる。近所のイオンで浴衣の反物を見ていたら「ここのひとじゃないね」って言われてギクリとした。とても素敵な反物だったな。


いつか絶対断薬してやると思いながら、自律神経がズレてておかしくなっているためにこわばる身体のために、飲み慣れた薬を飲んだ。いつか絶対断薬してやる。


もうすぐ日付が変わる。そうしたら、9月4日の日記を書こうね。



9月3日なので、こういう曲を貼り付けておこう。最近V系を聴くのにもだいぶ抵抗がなくなってきた。ジャンルによるけど。