u're 韻 me

 

今後消したりこっそり過去分追加したりということをする可能性もあるので断言はできないけれど、本記事でこのブログの現段階での投稿数が500記事目となる、ようだ。さすがに少し怖気づいたような気がしたりしなかったり。

 

 

去年ネイプにピアスを開けたけれど、あれはうなじだし見えないしスタジオでやってもらったしノーカン、みたいに思っている節があって、そう思うと久し振りにピアッシングをした。右のヘリックス。
前回開けたのはトラガスで、2013年にブチ抜いたものだったから、実に7年ぶりに耳のピアスが増えたこととなる。早く安定するといいな。それにしてもシャフトが長い気がする、標準的な8mmだし、幸い腫れてないからそう思うだけなのだろうけれど。
周りの友人たちのピアスが減っていく。必要に迫られたという感じではなく、あの頃は若かったなどと言って塞いでゆくのが、わたしはどうも信じられない。好きで塞いだピアスなどひとつもない、長く付き合う気もなく開けたピアスなどひとつもない。誕生日を近く控えて、わたしはピアスを開けました。無数の鏡で乱反射する眩しさのなか身体を固くして息を詰めて、その間にMONO消しを突き刺す14Gのニードルの刃先。骨を貫くときの他ではなかなか聞かない音、聞かない音なのに忘れてしまった。

 

 

総括もなにもないな、と引き出しを開けたり閉めたりしながら思う。思えば10年の記憶がそこそこ歯欠けせずに揃うのは初めてになるのではないかと気づいた。美しいひとのことばかり考えている10年だった。美しい背筋をいつも思っていたら、わたしの背骨も折れることなく今日まで運ばれてきていた。
今年もいよいよ夏が来ますね。


いつもそう、何かを書かなくてはと焦燥感にかられて何かを書けた試しがない。でもこれまでだって書くべきことはあったはずで、まるっと書かずに捨ててきた。だから今日だって何も書かずともよいのだ。
好きなひとと好きなように好きなことを好きな口調で喋って今日もよく生きた、明日もそうする予定で生きる、そういう毎日がずっと続くとよいよね。

 

好きなひとたちどうもありがとう、いろいろあるけど元気にやってるよ。じゃあまた今度ね。