紅茶の煮える鍋に投身

 

展開がないなんてつまらない。どう転がったって新しい色を見られるって信じてるから指先でくるくるってするしそのせいでマニキュア乾く前にぐしゃってしちゃう。でも同じ色が塗りたいなら過去の自分にシールでも作ってもらってそれ貼ってたらいいじゃん、皮膚呼吸放棄してどうぞ。わたしは肌を削いでも皮膚を千切っても臓腑を巻いても違う色が見たい、ってこれじゃあ赤しか見えない。うそ!赤が何の色だって? もしかして錐体細胞が目を瞑ってない?? 動機ひとつでどんな色でも!