朝に嗤われ夜に詰られ昼には炙り殺される

 

「あなたを親しく思っているよ、だからあれはいやだった、ねえ本当に気持ち伝わってる? ならよかった、応えてもらえなくてかなしかったよー!」って笑いながら言いたかっただけなのにね。あなたといえば赤色だからと悩んで選んだ赤い缶にわたしの血を入れておきたい。そうしたらちゃんと赤い血になる気がする。

この件に限らず最近は本当にひどい、場所を構わずひどい動悸だとかかられてしゃがみ込んだりする始末だ。だってみんながわたしをいらないものみたいに扱うから。挨拶も何もなく叱責されるだけならいないほうがいいでしょ、全部が全部裏目に出続けている、役に立とうとか喜んで欲しいとか、そう思って不快にするなら本当にいないほうがいい。信じてもらえないかもしれないけど、感謝されたかったってばかりでもない、笑って欲しかった、笑いかけて欲しかった。嘲笑以外の笑顔を見たかった。世界がずっと怖い、不安で仕方がない。

心臓を吐けって身体が強いるから動悸がするのだ、回数制限のある呼吸を早く使い切りたくて過呼吸が起きるのだ、「大丈夫だ」って自分で言い聞かせてるけどいい加減聞こえないときがある、それでも何度でも、心臓を吐き切るまで呼吸を使い切るまでやめるわけにはいかない、他の誰にもわたしは救えない。それでも、聞こえないときに「お前は大丈夫だ」って言ってくれるひとがひとりいてくれたっていいじゃんって瀕死の聾はわがままを思う、生死の境だから勝手を思う。

 

自分のことも他人のことも傷つける最悪な不安が重力のようにここにある、これはわたしじゃない、こんなときのわたしを見ないでvsこれを自分じゃないなんて虫のいいこと、絶対に認めるなよ。全部抱えろ、全部お前だ、お前がなんとかするんだよ。

 

なんでそんなに踏みつけてくるの?って思ってうずくまったら30分以上動けなくなって吐かれたがる心臓を飲み込んでやっぱり吐いて汚水から掬い上げてを繰り返していたのが昨日 ほんと、ただ 踏まないでくださいって思ってるだけ