2011-01-01から1年間の記事一覧

synrabbit

年の瀬である。 まったく酷い心持ちで過ごしてしまった12月だった、生きてるだけで躊躇い傷よ。そんなメンタルヘルス的な言葉を使いたくなってしまう心持ちであることには、やっぱり酷い。しっかりなさい、都。 音楽が好きだなと思ったいちねんでした。色々…

長期記憶に入って貰う

神様が跪いて僕の靴底を舐めた、ベルベットの加減は良好、豊かに落ちたら一気に冷める、シルエットの具合は濃厚、神様がわなないてシルクが濡れた、僕は揺れた、落ちたボタンを拾いながら手を掛けて君に行き着く、その虚ろにチェックメイト、手間を掛けた君…

降りしきる墨のインク

YOMOYAってば、ねえ。

蛇の胎動

自分に興味を抱いていないひとには興味が沸かないくせに、興味を通り越して好意を抱いてくれるひとを見ていると罪悪感に襲われる瞬間がある。そのひとにわたしが無関心な場合。わたしはわたしでしかないのに、にっこり笑えば一本ずつ肋骨が折れる。 三度目の…

「君に届け」ってタイトルはあんまりに恰好悪い

ハッピーバースデイ。 君の一日がいいものであったらいいなと思う。素敵ないちにちだよ、君は今日また生まれた。何度でも生まれる。僕ら、誕生日のたびに何度だって生まれる。前世の記憶は失くさない、落とさない、抱きしめたまま、歳をとって、生まれる。生…

人畜無害な

こまめに日記を書きに来ようと思いながら、なかなか上手くいかない。どうでもいいことを考えたりして、たまにちょっぴり楽しいことがあって、それを文章でまとめたいのだけれど、キーボードを前にすると手が固まってしまうんだ。もっと力を抜けって。 ブログ…

生命戦線

引きちぎるようなやり方もあるけれど、したけれど、敵わないし生きたいのに死にたくなる。 君が好きだったな、09月03日、未明、ウィルコムの端末、キッチン、2階、開いた窓、「あたしのいうことは確かだから」、ベース、警察、どんなに検挙率が高くともたっ…

夏、夏、逃げないで。

怖いのは不感症。 夏が終わるというのに、毎年毎年こうやって31日にはこうやって向き合ってるんですよ端末か鍵盤にこうやって。そして何かを奪い去る夏に怯えて生きてきたのに、それが夏で、わたしと夏はこれからもそうやっていくんだと思ってた。 つまり、…

いつかのスウィープ

死ねばいいのにと羊に囁いたはずが、なぜに貴様が死んでしまうのか理解に苦しむような猿に過ぎぬ私ですが、それでも貴様の亡骸は美しく、その美しさだけは充分にわかるのです。 サーモグラフィーに引いた赤について思うことはありませんが、それが冷め行く青…

再生の血飛沫

食べる姿と吐く姿、同じぐらい好きだし嫌いだな。食事は生だ。 生命力の根源、総ての人体活動に必要な栄養を摂取する。積極的選択をした生。それは必死なほど美しい。飢餓状態での食事、拒食症が辛うじて摂取する食事。 嘔吐もまた生だ。 体が危険を拒む姿は…

消費のミュージック

かなり聴き潰してる、擦りきれそうなヘッドフォンのコードのなかに意識をやりすごした気になっている君、それを使ってどこに繋がって何を伝えているつもりなのか、4階は何をするにも半端だから君はミュージック、ひとりでミュージック、歌いながら歩く、ガラ…

嘘を吐くのは蛇の舌

蛇の舌はさすがふたつに分かれているだけあって、嘘も言う、嘘も言う。本当はあったのだろうか。全部嘘だろうと思う。もしかしたらと願わぬこともないが、そんなたぐいの自意識は余剰にはないものでね。「If you don’t have honey, have a honey tongue.」と…

ライフガード風味のチューハイはなかなか流行らない

夏至はすぎたが、それはさておき明るくなるのがあんまりにも早い。眠るのをなんとなく渋っていたら明るくなっていたので、始発でガタゴト電車に乗って海へ出かけた。 移動時間がわたしは結構好きだ。読み終わらない本やiPodに突っ込みっぱなしだった音楽を聴…

060609

安っぽい感傷に浸る日はどうにかしてしまおう。 ガンガン脱色して痛みきった髪を手に入れるなんてのはどうだ。安いブリーチがあればそれがいい。勇気がないならオキシドールでもコーラでもいいだろう。安上がりならその分だけいい。金が嫌ならいっそ銀髪なん…

空学

それは辛いだろうなあって思うのよ本当に。わたしが痛みを受けることで報われるひとがいるならそれでいいよ。誰も助けられなかった。刺し違える覚悟でいる。誰も助けられなかった。 いつかあのこが救われて、依存がとけて、そのときわたしは堪えられるだろう…

黒人暴動の際のダニエル・ハムの証言

「I had to open the bruise blood come out to show them.(わざと傷口をあけて、血を奴らにみせてやらなくちゃならなかったんだ。)」

春一番らしい。

世の中を壊したいと思い、君は殺せないと悟り、歯の浮くような誘い、断り悔い。 なんで刺殺されないのかが疑問な関係だ。 風が吹く日にナイフが舞う、マウシロ!刺す、フカク。 赤らめるキミに青ざめるギミック、反転して僕らネガフィルムの向こうじゃない?…

ハッピー・バースデイ。

kngshnnn

謹賀新年。 「紅差し指でsavex」と、このブログを名付けてから幾許かのときが経った。 わたしはどうもひととこに落ち着くことが苦手らしい。 自分用のちょっとしたmemoだとか、日々の喜怒哀楽だとか、いちいち違うブログに書く。 最近はもっぱらmixiだったが…