生命戦線


引きちぎるようなやり方もあるけれど、したけれど、敵わないし生きたいのに死にたくなる。


君が好きだったな、09月03日、未明、ウィルコムの端末、キッチン、2階、開いた窓、「あたしのいうことは確かだから」、ベース、警察、どんなに検挙率が高くともたったひとりが見つからないなんて。くそが、君にも音楽があったのに、持て余す回転数、半壊、更新されない第一報。君が好きだったな。


syrup16gとかART-SCHOOLならいい、THE BACK HORN聴きながら手のひら握りこんで泣いてるの。お前踏んばれよ、そこが防衛線だ、生命戦線、最前線。


考えてはいけない、これ以上考えてはいけない。同じところで足踏みしている。18から19に、20、21になった。3回目の夏が終わって、やっぱり蝉は容赦なく死んで、あの9月の朝にもコオロギは鳴いていたのか問い質すにも。


痛みに強くなりたい、直視したい、君のことで泣きたくない、全部忘れた、誕生日も思い出せない、忘れた、好きだったな。

わたしは下卑た弱いすぐ諦める人間だ。でも君と仲良くなれたからまだマシなんじゃないかなって甘えたことを思っているよ。


きりの悪い夜が、潰して行く、徘徊する、もしかしたらを期待する070、くすんだままのsynr、鮮やかに色付いてよ、ねえ。