春一番らしい。


世の中を壊したいと思い、君は殺せないと悟り、歯の浮くような誘い、断り悔い。


なんで刺殺されないのかが疑問な関係だ。
風が吹く日にナイフが舞う、マウシロ!刺す、フカク。


赤らめるキミに青ざめるギミック、反転して僕らネガフィルムの向こうじゃない?無効じゃない?
結局のところ大切なのは整合性だなンて。
チェックメイト・ラヴドール!


攻略したいあなたが空気感染で伝う。
そんなことよりも月の話をしよう。綺麗ですよ。


死ねば終わる人生に執着するのは死んだら終わりだからだよ、ばかめ。死人の口は開かない。
明日はどんな日の出で楽しませてくれる。凛淋と時計。


あ、くそが。


嘘でも開いた口で、その大きな舌ですくってくれないか。
厳粛に前言を撤回するのは、水色が走ってきたからだ!



暴かれた世界を暴いたのは誰だよ。
「先生!」



狙うのは胸じゃなく額だ。撃ち抜くイマージュはブレンダへのオマージュ、月曜日が好きじゃないからと睨んでみた。
心臓よりも鼓動をくれ、骨よりも血を分かち合おうじゃないか。


この暴力的な感性は。
完璧に完全に完成された21世紀なんです、君と僕なものだから、春を千切って一口くれよ。


僕らは、とどのつまりは、満月ごときで。
暗喩を多用する君のそのレトリックが気に食わなくて。
「つまらないオンナね」


死ぬほどぶち壊してあげるよ、始まったばかりの夜じゃないか。僕ら、ここから、最高の国を築くんだよ。
指先と舌先が通い合う。ここに提示するルールでトぶほどのクラッシュを。




なんて。

クレイジーな話だと思わないか?

こんな日まで木下理樹が優しいなんて、くそが、