長期記憶に入って貰う


神様が跪いて僕の靴底を舐めた、ベルベットの加減は良好、豊かに落ちたら一気に冷める、シルエットの具合は濃厚、神様がわなないてシルクが濡れた、僕は揺れた、落ちたボタンを拾いながら手を掛けて君に行き着く、その虚ろにチェックメイト、手間を掛けた君が息を飲む、決定打、正しくキマる、神様がハマる、神様で落ち込む、君で落ち着く、床に打ち込む腰、壁に打ち付ける頭、染め出した茶番、浮き彫りになったのは「次は僕の番」。


読み直したりする気力もない。