all right


吐きそうだ。実に。実に実に吐きそうだ。
泣きそうだ。心が。心が心が折れそうだ。

笑えてくる、ねー。
情けない。

好かれるのでもなく嫌われるのでもなく、どうでもよくされるのは辛いですよね。慣れてますが。

神様。いるなら神様。
タイミング、なんとかなりませんでした?


お前は、わたしをはっきりと見捨てた人間は、怖いから顔もみたくないんだ。
見捨てられた人間の、深さがわからない目でこっちを見るな。卑屈さに死にたくもなる。

これなら渋谷のスクランブルで、僕は死んでしまえばよかったよ。僕は。そんな羽目に。こんな羽目に。


畜生。
寒くて仕方がない。
これは恐怖なんだ、自分の核心的な何かを安易に侵食された恐怖なんだ。
わかるかなあ、君に。
逃げてきたんだよ。わたしは逃げていた。
歩み寄ろうと思うたびに踏みにじるから、傷つきたくなくて逃げたんだ。
本当に、あのとき、自分が壊れると思ったんだ。君を壊すかと思ったんだ。
好きな音楽も捨てて、大好きなそれを放棄した、苦しかった。それでも逃げた。
確かなことだよ。


足がすくんで戦慄いた。笑った。笑っていた。
「恐ろしく動揺している」


こんなことを書く程度には混乱している。
やっぱり書くと落ち着くな。
あーびっくりした。
今日書く日記の内容は決めてあったのに!悔しい!

悔しいわ本当。
他人に簡単に乱されてしまう自分の在り方が悔しい。
もっとキッとしていたいのに。
水に簡単に触らせてしまう。
だけどそうそう痛みを分けてはやらぬ。
これはわたしのだ。

自分に愕然とする。
20年生きてるけど、この痛みには慣れないな。

本当、他人の癖にわたしの心に触らないでくれ。潔癖でありたいのだよ。
親しいひとならともかく、他人に荒らされるのはとても嫌だな。

わたしはわたしを酷く愛しているのに、わたしに影響できなくて困っている。
わたしはわたしに片思いをしている。
わたしはわたしになれない。
自我の形成が著しく未発達なんだと思う。

取り敢えず、あのことわたし以外にわたしを乱す輩は、万死に値する。



動揺した自分に動揺して、酷く落ち込んだ。淫らな気がして。
さらには根本的な精神構造とか思考回路に気付いてしまったから、
わたしはわたしになれないのだから、
そりゃあ叫びたくもなる。

以上、これは極めて冷静な考察だ。
大丈夫、もう落ち着いている。