きみの、ぼくの、ピクニック

改行いれて仄めかす程度の文章を綴る日々。本当は話す勇気が根気がないだけなんだ、雰囲気で誤魔化そうなんて汚いよ、都。


夏期講習のお金を出してなんて頼めなくて、お金を貯めようと思った。思わず摘みあげた高額アルバイト情報誌(面白いからたまに読む)を見てたら涙が出てきた

女は売れるんだ。
少しはだけた格好で、或いは下着の見えるメイド服を着用するだけだなんてな

嘘みたい
需要と供給に関してぼくは眩暈を起こしそうになる

わたしはルックス底辺だし、少しの愛想と失敗作の偽物顔を貼り付けてやりすごす日々

なんだか、
なんだか酷く哀しくなってしまったんだよ

髪を切った
浴衣に似合うように、次はおかっぱ風のマッシュ


明日は森美術館と21_21に行きます。相方は一緒にくるのかしらん


女の体は売れるんだ
男は?

わからない

風俗業界は、ぼくにはめまぐるしすぎるよ
ねえ お姉ちゃん、



生活するにも
勉強するにも

人に頼めないわたしは自分でどうにかするしかない


食費を稼がなきゃ

あのこに美味しいもの食べさせてあげたい
わたしは家に帰れば食事があるけれど、きみは自炊なんてほとんどしないでしょう?




強迫観念のように働けと誰かがいう

全てを鼻で笑おうとして、あたしはむせた。涙が滲んだ