不知火


夜はどうしたって淋しいということ。
外に飛び出してしまえばなんとなく楽しいということ。
終電は悪意の塊ではないということ。

まあそれが良いか悪いかは別の、なんだか、審判?「考える人」みたいに門に座ってさ、そういう人が考えてくださればいいわけ。わたしは一切の関与を否定する


ただ夜はどうしたって淋しいということ
それに負けたら泣きながらなにかしらを待つしか知らないということ


救いの手なんてそうそう差し伸べられるものではないよ


使い終わった避妊具に水を入れて遊ぶ。
ちりつく暑さに水がひんやりしている。避妊具越しに。情けない!


穏やかな日中ほど優しいものはないよね。邂逅。

白い薄手のカーテン、茶色の遮光カーテン。風。

 「 小指 性器 青いシュークリーム 」 

木下さん、少し黙っててくれないか(わたしのなかの)


なんかさー、釈然としないのよね。

眩暈式ってなんやねん。思わず関西弁も出るよね。なんやねん。

ぐるぐる回る。同じ回るならもっとファンシーにカルーセルがいいなあ


ぼくは小娘だよ。実に下らない小娘だ。取るに足らないものばかり掻き集まった精神と肉体

ただ明日も穏やかでありますようにって思う。




さて、避妊具に水をいれてこようか。