夜。薬局は閉まっていて、処方箋を出したのに受け取れなかった。
明日、否本日は「不合格」と書いてある紙切れが送られてくる予定。しかし自分も自虐的な予定をいれたものだ、わざわざ苦労をしてまで
誰もわたしを欲しがってはくれない。哀しくなる、薬局と用事を済ませて自転車。自転車に乗るなんて久々だった。最近は歩くことが好きだったので
今日の昼間は屋内で「EXIT / シューゴトクマル」
換気や家事をしながら聞いていた、そういえばネストフェスの感想をまだ書いていないや、
「生きのばし」から始まるという理由でこのアルバムの再生回数は多い
そう、自転車をこぎながら聞いていた。ずっと 遠回りをして聞いていた
「ひとりぐらいはいる」と口ずさんでいたら涙が出てきた
ひとりぐらいは、に希望を寄せる
わたしを欲しがってくれる機関があればいいな
「逃げるな」、逃げたい
「探せよ探せ」、がんばるよ がんばってるよ
ひとりぐらいは、いてくれればいい
本当にわたしを必要としてくれればそれがいい
手を伸ばして
捕まえられる方に行きたい
ひとりの淋しさはだめだ、べったりとしがみついて絡み付いてくっついてこんがらがって、拭えやしないよ拭えやしない
飴代わりにまたビタミンCの裸錠を舐める
酸味で舌が麻痺してゆくのは悪くない
こんな風に じくじくと 「ひとりぐらいは、いる」。泣く