夏2009


夏、夏、行かないで
あなたを連れてくんでしょう


今年の夏は、わたしが連れて行かれそう。人と接することは苦しいと自覚したから距離を置くようにしていたらわからなくなった、穏やかさだ。その穏やかさが怖いんだ、心が不感症になってるんじゃないかと思う。


この夏の終わりは、台風の所為かとても、ますます冷夏で。ただでさえ冷夏だったのに暖房をつけたくなるくらい冷夏で。
この夏の始まり6月、は、最悪だった、もう落ち着いているけれど気が狂っていた。おかしかった。それから始まった新しい人間関係も時折わたしを混乱に突き落とした。
淋しくて仕方のないとわたしに不思議に冷夏は優しかった、暑くて仕方がなくて気持ち悪くなってしまう日もあったけれど、それは夏だった。


優しいな
このあとまた日常が始まるのが怖いんだ、な


失うものは少なく得るものものも少なく、しづかな夏だったよ、ああ。


何を聴いて夏を越えようかな、THE BACK HORNの8月の秘密か、倉橋ヨエコの夏か。ああ、うん
例年通り、「夏」だな

グッバイサマー。