数えきれる程度の哀しみで
空をトンだ女の子の話だよ
追いきれる程度の変拍子で
脳からぶら下がる藤の花よ
妄想で惨殺した神様の死体の肢体の舌の下に隠されていたから気付かなかったのよ人間たち。
具現化されるほどに逞しく育った健やかなる妄想で惨殺されてしまったから見えなかったの。
ごめんねって囁く程度では
到底生まれるわけがないね
生まれ直すわけだってない
壊すためだけに積み上げる
夢みたいな深度で見つめた
歪む実像は虚像に似ていて
精巧に出来た悪夢より歪む
結局境目で死にたがってた
充分な栄養を摂った病は健やかに下へ下へ伸びゆくから絶望に近い弱気の甘えたニュアンス。
字数を揃えることが出来る
正気を保てる程度の憂鬱
嘆くエネルギーを持て
大いに死にたくなれ
明日も生きている
どうせ死なない
喚く花なのよ
変わらない
安心して
大丈夫
好き
破滅へ導くために自己満足の自問自答と誘導尋問を行う処刑台はこちらですどうぞご覧あれ。
過去形で喋る「神様と心中」