映画を借りることなんて、年に1度あるかないかだなと思いながら、七草粥を食べ病院に行った日の帰りにTSUTAYAで借りてきたAngel-Aを12時間ほど前に観た。
(この時間になると、昨日だとか今日だとかを書くのがとても面倒くさくなる)
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2006/10/20
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加藤さんのこのpostで気になっていたところ、ハンカチをくれた可愛いあのこの手紙に「見た?」と書き添えられていたのに背中を押された。
先postを借りると
ほんとうにどうしようもない情けない男が狂言自殺しようとして高い橋のうえに立ってると、すぐそばに同じように身投げしようとする美女がいきなりあらわれて、男がビビってるうちに女は飛び込む。それを男が成り行きで助けるとこから始まるんだけど、女は本物の「天使」で…っていう話。白黒。
こういうお話。
頭が痛いだとか体調が悪いだとかという中で聞くフランス語は少し神経をおかしくしていった。いい女には金が山高く積まれる。カウンターに札が積み上げられてゆくシーンがとても猥雑でよかった。アンジェラのようにゆらゆらと踊りたい。鏡と対峙するシーンも素敵だった。
見終わってから、ああ、君にはわたしがあんなに素敵に映っているのかい、わたしはそんな美しくないよと思って情けなくてなんだか申し訳なさも加わって泣きたくなった。
でもそんな必要は全然なくて、あなたがの目にそう映るのならば否定する必要は一切ない。ありがとうって笑って、いつものように「わたしは天使だ」と呟くだけでよいのだろう。
あなたは本当に天使のようなひとだね、と思う。天使のように、美しい人間だ。