ほんとのはなしをしよう


ぼくこんなぼくきらいなんだ

他人をあざとく使うじぶん好きじゃない



ぼくわかってるから
ずっと同じ台詞はいてた



大好き大嫌いそれでも
いやだいやだ


最後はみんな死ぬけど
いつかはぼくも死ぬけど
置いてかんといて
忘れんといて


やだ、やだやだ
なんなんだこの恐怖感と孤独感



ぼくは愛されてるんじゃない
ぼくが愛してるんだ




トイレで泣き出したら動けない

意味が分からない




なんて卑怯なぼくなんだろう
不満なんてない


愛したりしないでくれ
頼むから
ぼくが愛するだけでいい
だから、きみは
きみはわたしを愛したりしないで




怖い
体中がひどくガタガタ震えてる

立てない
なにこれ



ねえぼくはきみがだいすき
これを読んでいるあなたのこと。



涙ってこんな風にぱたぱた落ちるもんだっけ?



愛し始めたら止まらない
愛おしくって敵わない





なに、これ。
個室の外が怖い
何知らぬ振りして化粧直しなんかできない



あたしのこと愛したりしないで
あたしが勝手にきみを愛してるだけだから
でも愛はくれ
わけわかんないよ、はは






ざわめく頭がまとまらない


愛されないのなら死にたいけれど
愛されたりしたら生きていけない
それでもきみを愛してるよ
ひとりひとり真摯に愛してる



うぐぐ
自閉の音がする




感情に名前が付けられない