滑り落ちるまるみを撫でる

 

もう丸3日、38度超の熱が引かない。身体中ぎしぎし痛くて、膝の裏は熱を帯びてじくじくする。不安で心細くて、眠っても細切れに起きてしまうから逃げ場がなくて、ひたすらじっと身をうずめている。体調不良はどこまでも孤独だ。今日はなんとか3日ぶりのお風呂に入った。来年もおゆあったかい説は唱えてゆく所存。

いちねんおつかれさまでした、大丈夫と自分の肩を抱いてあげたい気もするけれど今日のところは関節が軋むから白い天井を見ている。熱のときだけポカリスエットがおいしいね。

アイドルがマイクを置くように、石川浩司がタンクトップを脱ぐように、わたしはピアスを外して落ちる。いつもの曲を聴く。変な1年だっただけどそういう年もあるよね。来年も宜しくお願いします。