値決め会

 

世界がゴミなら上を向け、目に星を映せ、わたしの世界は常時発動で美しい。身体中に酸素も栄養も届いていないから細胞がギラついて扉を開けたがる。気の触れた知らないひとに罵倒される、大声を出すことを強要されたから辺りに響き渡る声。わたしいますここから確かに届けてます。聞こえないならお前の頭がどうかしてる、電話とか脳とかあらゆる電流をいじって出直してきてよ。逆ぶった神経を宥める気にならないからとってもクリア。波照間ブルーと肩を並べて歩ける、そんなに安く見積もらないで。