しょうずい

 

実現しなくてきりきりするけれどとにかく感覚を取り戻さないと、それこそ死んでしまうよ。

 

あくびする猫みたいだと思う。90度で締め付けられて空転甚だしい。そして土足でねじ込まれて痛む場所がどこかも特定できない。遠くから聞こえる水の音のような響きの声も枯れてしまって、龍角散いる? ちなみにわたしは浅田飴のニッキ派だけど理由はさだかじゃない、那智黒も効き目がいいけどあんまり売ってない。喉を切ったことがあるの、吊るよりも先にね!ってげらげら笑ってんな。

 

桜貝を拾い集めて海岸を跳ね回るようなことを為していたい。

シーグラスをいちいち陽に透かして見る、脈はないけれどくすんだ色がこもっているから抱きかかえる気持ちでやわらかい巾着に集める。

裸足に海水がかかって冷たい、でも飛沫は桜貝やシーグラスの仲間としてきらきらするから問題がない。飛沫のきらきらは消えるから指輪にもピアスにもできない、でも絶えない。メガネフレームの端材で作ったというイヤーカフを買ったけれど、これは確かな個体なんですね。だから薄い黄緑を耳に引っ掛けることができて、案外落ちない。

 

フラッシュバックとアボカドにしました。わたしはジプシークイーン。ふたつでは束ねられないと言われたけど並べることはできたから。そしてネッシーを爪に飼う権利を貰う、月のクレーターの土地を貰うのと同じくらいの難しさ。

 

把握して分解して全部食べる、それだけじゃない、まだもっと!ってゲテモノに齧りつく粗暴さもある。おかわり!

どうせいつか致命的に壊れゆく、なんて書いたらまるで最初は壊れてなかったみたいでおかしいね。突き立てた歯の頑丈さは歯科衛生士のご指導のたまもの、と言いたいところですが歯並びに欠陥があるためわたしの犬歯はほとんど機能していないらしい。

 

ずっと心臓だけが緊張していて、筋肉の塊って難儀ですね。引き攣ったような肺に呼吸を通すのは、砂漠で針を探すよりはずっと簡単でむしろ不毛。そう、髪を切りに行くのにいい頃合いなのかもしれないな。土星魚座にイングレスしたし、冥王星も来週には水瓶座にイングレスする。前回髪を切ったのは、忘れない、見に行く前の昼に。切りたての頭をたくさん振った。

 

別にまだ生きていないって思う、何度でも始めないといけない。死ぬまでわたしがついて回る。大丈夫、築く。