好きとか嫌いとかどうでもいいとか裏切りとか


ひとは裏切る。裏切られるのは怖いねと身を寄せ、契って支えても。裏切るよ。鮮やかなまでに裏切るよ。
淋しくて居た堪れない、世界をそういう風に眺むしかなかったあなたが、哀しいよ。

わたしは貪欲に信じていたい。痛い。痛くても信じていたい。
愛すること、支えること、後悔と唖然呆然。ひとり減ったね、指をおること、慣れてしまった。いちいち傷ついていたらね、ぼくきっともう死んでる。

自己犠牲は決して美徳ではない。汚くもない。ただそれだけのはなしだどうでもいい
自己憐憫や自己愛も醜くはない。美しくもない。著しく低かったらいけないがありすぎても厄介、そんな一成分に過ぎないよ



傷つくことをやめにしたい、でも傷つくことを恐れない。
そのとき目の前で手を伸ばしてこっちを見ているひとがいたなら、そのひとの手を迷わず掴もう。
そんな自分でありたいよ