なにもない

日常のおぞましさにぞっとする
話せど話せど愛せど愛せど
自意識過剰なわたしの海にはいつも寄せては返す波


どきどきしている
装飾まみれの日常に辟易したぼく
に辟易するきみたち


怖くて仕方がないのだ
熱を出して倒れてるんだから造作もない
冷たい手をわたしの額にあててください


赦されていたい
いつも赦されていたい
怖い
閉め出されることを恐れて
それならわたしはおしになる。


怖い


そういえば負の感情の処理は男女で違うそうです
ひとりで抱え込むのが男子
話して共有したがるのが女子


わたしは典型的な、寧ろ行き過ぎたくらいの女子なのかもしれない


でもさあ
辛いことがあったら頼ってほしいと思うのだよ