一時間端末に打ち込み続けた憂鬱のかたち


アイラヴユーって聴かせるから
プリーズ、ユーキルミー

:


浮き世に残る君はファックの衝動で
どの世でも翼を積んだ僕は報われず
天国にすら君と以上の
天使ですら君の以上の




◆ダーリン、プリーズ、リッスン


君は最悪。頼んだらキルミーするもの
君は最適。頼む前に総てを悟っていて
君は最新。頼むよりも確実に理解する
君は最強。頼むから闊歩し続けていて
瞳孔は六角形で、さあ正常に戻る前に




◆スナップ!スナックでスニッフ


僕は陳腐でイナッフなまでにスニッフ
眼球は頑強で、光彩の色が消える前に
キまりきっちゃってるから今のうちに


スニッフスニッフスニッフスニッフ!

活字にした君の言葉を
鼻から吸収しちゃうんです
愛してるとか
アイニードユーとか
君は天使とか
一文字ずつバラバラにして吸引、
そんなのでキまっちゃう可愛い陳腐な僕だから

:


浮き世で君は今日も大はしゃぎ
どの世で僕に安寧を掴めと言う

でもいいさ、僕の天使。
僕の言葉でキまってるうちに、さあ闊歩し続けて


君は要らない子じゃあない
僕にはとても合法なラヴサイケデリックミュージックだもの

:


君は浮き世で僕を忘れる。これは確かなことさ
僕は、どの世にいたって、君を気に掛けてみる




◆それはとってもシューゲイズ


淋しいに殺される前に
適当な言葉との共依存
君が僕を忘れにやってくる
曖昧な音楽、靴を眺む
僕の記憶から消えたいって脳内の君
既視、あのときと同じ手順で
希死、僕を手に掛けたように



「君は僕に忘れられにやってくる」



記憶の墓場で眠る君
掘り起こしてしまいたい夜
愛しているが暴れ出す


ラヴユー、アイラヴユー!(暴発)


どんなスラングでもスニッフしてしまうよ
それが言葉に擬態した君であるなら


スニッフスニッフスニッフスニッフ!
キまりきっちゃってるんだから、
スラングの多用を許してファックミー。







器具類のような言葉を並べるに駆り立てる衝動

書かずにいられない生きる手段としての基地外


書いていると落ち着くのは爪噛みと同類の悪癖



迷わず!ハニー!
走り出す言葉が逆流するよりも前にもっと早く


※この文章の目的
不通な状態こそ普通だと思いこんで憂鬱を阻止



言葉をスニッフ
1:行を揃えて!
2:韻を踏んで!
3:淫行及んで!


リズミカルにアイキルミー
溺れていたい、を許して欲しい