2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

カルディアンオーダー

6も28も完全数だから並ぶと嬉しい。数を並べて喜んでいたら、星も並ぶと報。 カルディアンオーダー通りに並んだ惑星が関東で観測できるそうで、それは非常に貴重なことらしい。午前3時半から4時までの間と言う。その日に不慣れなことをする予定があったから…

⤵⤴

水面の反射光のような会話を愛している。波打ち際で爪先を濡らすような果てしない他愛なさ。 ふと、自分の言葉を果てしなく自分だと思っている可能性に行き当たった。言葉を読んでもらえると嬉しい。無視されると淋しい。やっぱり言葉は身体に根差している。…

旗を掲げてなびかせて

まともな言葉で語らい合うひとびとを眺めていて、とにかくここから逃げたいと思った。まともな言葉がどうにも身体に障る、誰が誰の口で誰と話しているのかわからなくて混乱する。自分の言葉は少しおかしい、そういうことを忘れていた。 最大公約数的な言葉で…

ソルトミントカルトキルト(カルキ抜きのうた)

それでもわたしはやっぱりそこをひとつも疑っていなくて、神様にはできない内緒を舌先に乗せて絡ませた。口移しで飲んだ水がおいしくて瞼の内側がちかちかした布が隠した太陽の奥。おんなじように結んで、違う結び目ができあがるから引っ掛けて遊ぶたびに掠…

「べきもな」の母音は不一致

自分の持つ・持ちたい雰囲気を言語化した上で非言語的なものに変換したいと考えた。つまり香水が欲しいという願望について。 自分の身体についてはわたしよりも他者のほうが知っている気がする、もっとも冷静に見られないものが自分の持つ肉体であると感じる…

ディープストロングガノフ

突然気がついたんだけれど嫌なことは嫌って言っていいし断りたかったら断っていい。断って殴られるのは怖いけど殴ってくるひとってたぶんそんなに多くない。たまにいる、いなくはない、怖かった、でもだからなんだという気もしてきた。相手が否定されたと思…

みつけてしまった

水星に夜明けが来てわたしの言葉は湿りはじめる。赤を纏って色を放つ。唇を使って会話をする。そんな目で見るなよ。 わたしはちゃんと知っていて、知っていた通りになる。だから何も疑う必要がないのよ。 自分の身体に固有の匂いがあったらどうだろうと思っ…

dress me up

彼女と初めて会ったのは17歳になったばかりの頃。16歳の頃インターネットで知り合ったひとに紹介されたのが彼女のブログだった。何をどうしてコンタクトを取ったのかなどはさっぱり覚えていないが、とにかく下北沢で会った。人生で二回目か三回目の下北沢。…