May Day


戦争もメイデイも正しく理解できないくせに、ここは戦場だと、毎日は革命だと声高に叫ぶだけ叫ぶ。愚かな恰好のつけ方だとは思う。

忘れ去られてしまうことや関心を失われてしまうことは哀しい。自分がいろいろなものに執着する性格だから尚更だ。この執着は、する側もされる側も気持ちがいいものではないので良くない。別に病的なものではないよ、なんだろうね、断捨離が下手とか、そんな程度の。

執着するというか、忘れたくないし無関心になりたくない。稚拙だと思うし、いつまでもこういうところが子供らしくて、顰蹙を買うのだよな。



今日は5年以上振りぐらいにオーノキヨフミの生歌を聴いた。近所の河川敷でギターを持って気軽に歌うと言うから、ひょっこり行ってみた。14歳のときラジオで弾き語りスタジオライヴしているのを聴いて、一発でオチたのを覚えている。音源よりも弾き語りが好きだ、彼に関しては。昔からそうだったことを思い出した。
土手に並んで彼の歌を聴いた。泣きたいぐらい懐かしくて、そうかわたしは21歳になってしまって、14歳のあの日から遠くに来てしまったのだなと思った。



平凡/オーノキヨフミ


中2から高1くらいまでよく聴いてた。スムルースも同じ時期。わたしの中学から高校に上がるくらいまではポルノグラフィティスムルースオーノキヨフミばっかり聴いてたような気がする。
NUMBER GIRLsyrup16gART-SCHOOLあたりをきっかけにギターロックに傾倒していって、当時注目を集め始めたOGREやNOVEMBERSやPeopleを足掛かりに、とにかくバンドを漁った。見つけるのが楽しくて仕方なかった。
同時期にたまや筋少にのめり込んでいって、なんというか、偏見持たれそうな感じになったり、その少しあとにはインディーズシーンにのめり込んで行ったり。


いまiTunesをみたら21000曲近く入っていた。消費のミュージック。
大切に聴くことだけを考えて音楽を聴いていた時期に聴いていたものはきっとずっと忘れないし、大切に聴くことすら考えず延々MDで聴いていたような音楽は一生聴き続けるのだろうなと思う。



君のブログも、消えない限りずっと読み続けるのだろうなって、思うよ。大好きなブログを最後に書き付けておくね。

「心配しなくてもいいよ、あたしが言うことは確かだから。」
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