記憶と記録は違うものだ


今から寝ようと思うわたしの一日は捻れていて、誰かに何かを言われても言い逃れようのなく、それでも生活を。生活が。生活は。ああ。


帰宅した23時過ぎ、小学校の頃の学習塾で一緒だった友人から電話があった「お前どうせ今から暇だろ」そういうわけで、最寄り駅の前の公園で座って喋っていた。既に酔っていた彼はとても楽しそうで、お前は中途半端なブスだからいけない、徹底的なブスがいいんだよと笑った。いい友人だ、なんせ付き合いも長い。
じゃあわたしがモテるとしたらどこだよって聴いたら、性格だろうなって彼は言った。飲みきれないビールが横にあって、わたしはビールを好まないので飲まなかった。そうか、いい意味悪い意味?返事はなく、気付いたら屋外で彼は寝ていた。2時間ほどそれを眺めていた。朝日と下弦に近づきつつある月が綺麗で、ZIMAを買って飲んだ。


彼の家までは土手沿いを歩いて1時間弱ほどだろうか、おう行ってこいと土手を少し歩いた。朝の散歩をしているようでとても気分が良かった。
読みかけのフラニーとゾーイーがなかなか進まないのでのんびり読んでいる、こういう読み方が似合う本だと思っている。言い訳かな、こうしか出来ないというだけの話なんだ。