無声声門摩擦音からの無声軟口蓋破裂音


「お風呂上がり、三ツ矢サイダーにレモンを絞ったものを飲みながら待っていたら、あなたは泣きながらやってきて、肋骨が心臓を留めておけないのだと言った。手を伸ばして胸に当て、肋骨より短く脆い指を10本あなたの胸に添わせた。不足だろうか。心臓が手の中に落ちてくる、頬ずりをしてこっそり舐めた。堪らなく愛おしくてキスをした、夜中に台所で為すような甘ったるさで。」
から始まる使用済みの歯ブラシ数本をリボンで結わえて渡した。以下略。

 


衝迫、という言葉が好きだ。特に「はく」の部分が好き。口がぱくぱくするのが、息継ぎもままならない切羽詰まった衝迫そのもののよう。さらには全部無声音で構成されているのも堪らない。声になる前に既に衝き動かされている感じ。湯船の中でしょーはく、しょーはく、と口を動かして遊んでいた。

 

お風呂上がり、髪はあらかた乾かしてあとは仕上げだけという状態で、自分を壁に押し付けて、目を閉じて脱力していた。そういえば最近毎日のようにそうしている。眠たいわけではない、ただ何も考えないでいることについて考える。自分が空っぽであることが心地よい。そう、空でも構わない、何を入れるかが肝要であるし、何でも入るし、空間があれば必要なときに声が大きく響くでしょう。数分間深く沈む。誰かがそばにいるような気分を覚えることもあって、そのときはいらっしゃい、と思う。わたしは脱力しているから何もできないけれど、どうぞお好きにお過ごしになってね。

 

炭水化物と野菜はきついけれど、鶏肉などならまとまった量が食べられるようになってきた。

 

昨日に引き続き電池を探してうろうろと。ドラッグストアを10件弱回り、その他目に着く端からコンビニや雑貨屋、スーパーも入って探した。途中から見つからないことに対して興味が薄れ、そんなことよりよくもまあこうも買い物する場所があるわね、と驚いていた。無事に見つけたのでだらだら不要に歩いて帰る。八重桜が満開であることに気づいて気分が良かった。

 

などとだらだら書きながら眠っていた。
何を書いたのかは覚えていないけれど、時刻を6時間ほど戻して投稿してしてしまおう。連続ログインを途切れさせたくないという意地により。