肌感覚各色取り揃えあります

 

しーんじゃったと思ってた? 意外とタフなんだ!


筋少の「ペテン」という曲がとても好きなんだけれどバンド史的には少しいわくつきの部分もあってライブではまずやらない。でも数年前にこの曲をやります!って告知したライブがあって、なのにその日違うライブで地方に行くことを決めていたから泣く泣く断念した。なにかあると、なくてもつい歌っている曲。

 

死んじゃったと思ってた? そう、わたしは意外とタフ。普通に楽しく毎日を生きているし、丸一日何も食べてない状態で缶チューハイ2本飲んだ挙げ句空きっ腹だやばいやばいって慌ててツナ缶開けて食べるし、そのあと思いつきでジンギスカン食べに出かけちゃうし出かけた先で飲むし、ちゃんとしたもの食べてなかったから肉は全然食べられない。

 

タフと言えば涙腺の話。

10代の頃は1−2時間も泣くとぱんぱんに腫れて目がなくなったものなのだけれども、わたし本当によく泣くんですよね。嬉しくても哀しくても苛立っても、言葉になる前に涙が出てくる。ストレスを緩和させるための機能としてとてもよく働いてくれていて便利。心臓と腎肝の次くらいに涙腺が仕事している。「泣いて許されると思うなよ」という言葉が嫌いで、許されたくて泣いてるんじゃねえよってその辺りはいつも悪態ついてる。

意味がわからないところだと、駅のホームで待ち合わせましょうって約束しているのにその時間を15分後ろに間違えていて、しかも間違えていることに気づいたのは「時間ちょうどに着くよ」と約束の時間を過ぎてから入れた連絡の返事でだったし、しかも待ち合わせ駅まで5分だから歩いたほうが早いよってGoogleが教えてくれた道で更に15分とか掛かって、半泣きで駅を見つけてどうにか改札くぐったところで待ち疲れて改札を出ようかとホームから降りてきた相手とすれ違って、その瞬間からわあわあ泣き出したことがある。そんなだから電車にも乗れなくて、「ずっといる場所じゃないよ」と言わせたホームに延長ステイをお願いしながら泣き止むまで過ごす羽目に。あの涙なんだったんだろう。

誇張でなく、自分より泣いてるひとを見たことがない。なんなら何もなくても泣いている節さえある。

そうそれで、それくらい人生でよく泣いているわたくしですから、もう涙腺が逆に体力をつけたようで、ちょっとやそっとじゃ全然腫れなくなっている。泣いたら弾みがついたので限界に挑もうと思い6時間以上くらい泣き続けてみたのだけど、泣いた直後も翌日も全然目が腫れなくて呆れた。意外とタフなんだ、というお話

新宿阿佐ヶ谷間も徒歩圏内だし、それを歩いた翌日に意味もなく2時間前日歩いたのと被るルートを歩いた。足腰もまあまあタフ。でも体幹が弱いみたいで自分の動作の弾みでどっか飛んでいってしまうことはままある。電車が停まるときだとかは気合い入れても揺れてしまうし、なんだか運動神経とは別物として足首が緩い感じがある。神経の問題な気がしていて、昔読んだ何かのデータではたしかに「なぜか足首が弱い」と書き添えられていたのをいま思い出した。

 

 

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フィオナアップルの声、案内は見つけられなかったけどピンク色のトイレは脚が覚えていた。セックスしたくなるトイレと言えばUの赤い照明もそうなんだけれど(することは一度もありませんでした)、そういえばピンク照明も赤照明のラブホテルにあったな、と手を洗いながら思った。上弦の月とミラーボール。

違う色を並べて遊んで、2色じゃだめかなって3色並べて、どれも違う色だけれどそれぞれとても素敵だ。そのひとの身体の周りを吹く風が綺麗なひとのことが好き。自由自在に世界が伸び縮みしてゆく。身体の外側には自分にあった世界を沿わせて、身体の内側には過不足のない自分を行き渡らせて。

わたしはそういうひとを好ましいと思うし自分もそうありたい。身体を切ったときに流れるものがどうか自分の血液でありますように。

 

そして今日は身体をぐにゃぐにゃになるまでアレする予定。