2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

嘘でもいいなんて微塵も思ってない

ずっとデタラメ歌ってた変な5月はもうおしまいになるって聞いた。やらなくちゃいけないこと終わってない気がする、ぐらぐらの日々にだっていつかそのうち慣れてゆく。何考えてるかわかんないって言われてもわたしは感じているだけです、思考よりも感情という…

波と波はぼやけて折り合う

▼210528 定期的に阿佐ヶ谷に行く面倒があるけれど、終えたあとに高架下を歩いて高円寺に抜けるのを楽しみにどうにかしている。もっと言うと阿佐ヶ谷駅前のセブンイレブンで買ったチューハイを飲みながら音楽を聴きながら歩くのが好き。 大概Big-Aに着く前に…

君の頭骨をのせたい

昨日はスーパームーンかつ皆既月食だって言うから楽しみにしていたけれど、夕方くらいから雲が出てきて月はほとんど見えなかった。それでもうっすい雲の向こうにある白い灯りが満月の大きさをしていないのは目視できたしそれで充分。スモークサーモンと新玉…

紫暗化合物

この身体の中に全部あることを心強く思う。わたしの合図でしか動かない、これが所有する限りだ。お前らひとりも入ってくるな、わたしが許す前に入ってきたら静かに消して忘れてしまうもの。迂闊な方法で触ったら噛むからね。わたしの血は銀色だ。どんな詩も…

いかがわしい武勇伝を胸ポケットに刺繍して

重曹と軍曹って一文字しか違わないのだな、と思いながらスーパーの隅っこをくるくると回っていた。ここのところはずっと異様に眠くて意識がふやけやすい。眠ることに対する苦手意識はいつまで経っても完全に抜けることはないようで、眠るのが怖いし眠ったら…

書き終わった瞬間結果を知らせるメールがきた

悪路をかなり行ったところ、具体的にはタイヤを半分くらいまで水没させながら数十分か数時間か行ったところで立ち行かなくなって近くに会った家に助けを求めた。最初に呼び鈴を鳴らして出てきたのは30代くらいの男性で、結局その家にお世話になることになっ…

ナイロンになりたい

わたしにも意地というものがあるので実行を持って戦う意志を示した所存です、執念く食い下がるばかりではありますが。 星を眺めて過ごす日々、何をするでもないけれど濡れた声を耳に入れて意識をふやかす。クリームの肌が柔らかくなってシーツを汚すから嫌に…

引き伸ばした覚醒で朦朧の愛さべ

特定の瞬間の天体の巡りを切り取った図にたくさん引かれた赤や青の線を指でなぞってはバランスをとる場所を探る作業は知識も経験も不足しているからまだ全然うまくできないけれど一緒に目で追ってくれるなら総ての星は流星となって降り注ぐ。ふたりもう全身…

完全無血の為すままに

携帯端末の振動で目を覚まして、雨の激しく降る音でもう一度目を覚ました。窓の向こうは晴れていて、狐の嫁入り、青空を見ながら強い雨音を聴くのは寝起きの朧に愉悦。 常にカフェには困っているので新しく出来たというのを視察しに行ってみたら、この10年何…

星とか風とか血とか水とか電気とか空とか

血が足りないのか水が足りないのか不明瞭だけれどとにかく身体が軽くて重たい、頭はふらついているし胃液は外界に触れたがっている。異様に眠たいけど何度も起きてしまうし夢の内容もぐちゃぐちゃだから、午後は歌って過ごしていた。この間バスに乗ったとき…